学術奨学生に聞く、専修大学経営学部での学びと成長

専修大学経営学部では、理論と実践を結びつける教育を通じて、学生一人ひとりの成長を支えています。

しかし、「どのような学びがあり、学生たちはどのように成長しているのか」という実際の姿は、公式サイトやパンフレットだけではなかなか伝わりません。

そこで今回は、学業成績や学習姿勢が高く評価される「学術奨学生」に選ばれた、経営学科4年生の小林花菜子さんと、ビジネスデザイン学科4年生の宮﨑愛梨さんにインタビューを実施しました。

学科選択の理由から、授業やゼミでの学び、教員との関わり、学習習慣まで——。専修大学経営学部で学ぶ学生たちのリアルな大学生活と、その成長の軌跡をご紹介します。

■ 学科を選んだ理由

「企業の価値創造の仕組みを学びたかった」― 小林さん

― まずは学科を選んだ理由を教えてください。

小林さん:
経営学科を選んだ一番の理由は、マーケティングに興味があったからです。企業が商品やサービスをどのように生み出し、その価値を社会に届けているのか。その仕組みを学びたいと思いました。

― 入学前と入学後でギャップはありましたか?

小林さん:
正直、入学前は「経営学で何を学ぶのか」を具体的にイメージできていませんでした。

実際に学び始めると、会計、マーケティング、経営戦略、統計、情報など、幅広い分野を扱うことを知りました。一つの分野だけでなく、さまざまな視点から企業を捉える力が身につき、良い意味で想像とは違っていました。

取材に応じてくれた小林花菜子さん

「企業理解と創造力の両方を身につけたかった」― 宮﨑さん

宮崎さん:
ビジネスデザイン学科を選んだ理由は、企業全体の仕組みを学べることに加え、新しい価値を生み出すための発想力も養えると感じたからです。

将来のキャリアを考えたとき、経営学は企業という組織を理解するうえで汎用性が高く、ぜひ身につけたい学問でした。さらにビジネスデザイン学科では、「0から1を生み出す」考え方も学べる点に魅力を感じました。

― 入学前とのギャップはありましたか?

宮崎さん:
特に印象に残っているのは、1年次に必修授業が多く、週の半分ほどが1限だったことです。自宅から大学まで距離があるため、早朝の通学は想像以上に大変でした。

一方で、経営学そのものについては大きなギャップはありませんでした。入学前に抱いていたイメージどおり、興味を持ちながら学ぶことができています。

取材に応じてくれた宮﨑愛梨さん

■ 「専修経営に来てよかった」と実感した学び

― 授業やゼミの中で、特に印象に残っている学びを教えてください。

理論を実践につなげるゼミ活動

小林さん:
特に印象に残っているのはゼミナールでの実践的な活動です。

私は「地方創生のための管理会計」をテーマとする岩田弘尚ゼミに所属しています。産学連携先の生産者の方々をはじめ、多くの外部の方と関わる機会がありました。

イベント運営やPR動画制作など、教室の中だけでは経験できないことにも数多く挑戦しました。

― どのような点が学びにつながりましたか?

小林さん: 
実際に商品を販売する中で、「どうすれば消費者に商品の魅力が伝わるのか」を自分たちで考える必要がありました。

マーケティングを知識として学ぶだけでなく、実際に体験しながら理解できたことが大きな学びでした。

多様な視点を養った基礎演習

宮崎さん:
特に印象に残っているのは「ビジネスデザイン基礎演習A・B」です。

複数の先生の授業をローテーション形式で受講できるため、一つの考え方に偏らず、多様な視点から物事を捉える力が身につきました。

「こんな考え方もあるのか」と視野が広がり、専修経営に来てよかったと感じた授業の一つです。

■ 実践の中で感じた成長

― ゼミやアクティブ・ラーニングを通じて、自身の成長を感じた経験はありますか?

企業と向き合いながら学んだプロジェクト

小林さん:

岐阜県の中小企業との産学連携プロジェクトで、企業の財務情報と非財務情報を統合した「統合報告書」を作成しました。

SWOT分析やBSC(バランスト・スコアカード)などのフレームワークを活用し、企業の強みや課題、目標達成に向けた戦略を整理しました。

社長さんとのメールのやり取りやミーティングも経験し、コミュニケーション力やスケジュール管理力など、社会に出てからも必要となる力が身についたと感じています。

実践を通じて身についた発信力

宮﨑さん:

成長を実感したのは、「広報映像制作」や「広報デザイン」の授業です。

プロの講師の方から、写真や動画の撮影方法、編集技術、インタビューの進め方などを学び、実際に作品として形にしました。

構図や見せ方の知識は日常生活でも活かせており、自分自身の成長を実感しやすかったです。

また、取材先へのアポイントメントの取り方や事前リサーチの重要性なども学び、将来につながる貴重な経験になりました。

教員との距離が近いからこそ深まる学び

― 教員のサポートについてはどのように感じていますか?

小林さん:

教授との距離が近く、とても手厚いサポートを受けられると感じています。

ゼミでは学問的な指導だけでなく、実務を意識したアドバイスもいただけるため、学びをより深めることができます。

宮﨑さん:

ゼミでは特にきめ細かなサポートを受けることができます。

また、ゼミ以外の授業でも、質問すると丁寧に対応してくださる先生が多く、相談しやすい環境だと感じています。

■ 学術奨学生として評価された学びの姿勢

学術奨学生とは、学業成績や日々の学習姿勢などが総合的に高く評価された学生に与えられる称号です。安定した成績を維持しながら、授業や課題に真摯に向き合い、主体的に学び続けていることが求められます。

― 学術奨学生として評価されるまでに、意識していたことはありますか?

小林さん:

授業後すぐに復習し、疑問点はその日のうちに解消することを心がけていました。レポートでは単なる要約ではなく、自分なりの視点や考察を加えることを意識していました。

宮﨑さん:

まずは出席と提出物を徹底することを大切にしていました。また、移動時間を活用して復習を行い、興味を持った分野については積極的に教員へ質問するようにしていました。

■ 高校生・受験生へのメッセージ

「学びながら、自分の興味を見つけられる」

小林さん:

専修大学経営学部の魅力は、理論だけで終わらず、実践を通して学べることだと思います。

授業やゼミ、企業との連携プロジェクトを通じて、「学んだ知識が実際にどのように活用されるのか」を肌で感じることができました。

入学時にやりたいことが明確でなくても大丈夫です。学ぶ中で興味や関心が広がり、自分が本当に深く学びたい分野を見つけることができます。

「経営学+自分の興味で学びを広げられる」

宮﨑さん:

経営学は、企業への就職や起業など、将来に直結する学問だと思います。

また、専修大学では経営学だけでなく、IT、語学、経済学など、自分の興味に合わせて幅広い分野を学ぶことができます。

経営学と他分野を組み合わせながら学べることは、大きな魅力だと感じています。


■ 学びが「成果」につながる場所 

今回のインタビューを通して、専修大学経営学部では、学生の挑戦をサポートしてくれる環境が、確かな成長や成果につながっていることが見えてきました。 

今回のインタビューから見えてきたのは、専修大学経営学部には学生の挑戦を後押しし、その経験を確かな成長へとつなげる環境があるということです。

経営学科では理論を実践で試しながら学びを深め、ビジネスデザイン学科では新たな価値を創造する力を養う。それぞれアプローチは異なりますが、「自ら考え、行動する力」を育てるという点は共通しています。

学びの中で興味や可能性を広げ、自分だけの強みを見つけていく——。

それこそが、専修大学経営学部ならではの学びの魅力と言えるでしょう。


取材・文:経営学部経営学科 3年 柴田莉果
編集:経営学部経営学科 2年 長谷川瑠音・3年 増田丈一郎